ニューデリーの交通事情~ラウンドアバウト交差点のロマン~
こんにちは。今日は首都ニューデリーの様子を一つご紹介します!
皆さんはラウンドアバウトと呼ばれる交差点の種類をご存知でしょうか?
写真のように、車が中央の島を中心に回るように設計された交差点です。
日本ではあまり見ることが出来ないタイプの交差点ですが、首都ニューデリーにはこのタイプの交差点が数多く存在します。
ニューデリーの地図を見てみると、確かに小さな点が多くありますね!
これがラウンドアバウト交差点です。
日本にいる時からラウンドアバウトという名前自体は聞いたことがあって、そのフォルムや機能性ににそこはかとない男のロマンを感じていたのですが(変人)、実際に初めてインドでグルグルと回った時は正直興奮しました!(変人)
ほら
ほら!
ほら!!!
なんて美しい…
このラウンドアバウト、ただカッコいいだけではありません。
信号もなく一見無秩序に見えるのですが、事故の発生数と重大な事故の発生率の双方を下げてくれます。
その理由を説明すると長くなるので省略しますが、興味のある人は以下の「安全性」の項目を参考にしてみてください。
「交錯点」に関する説明は感動的な美しさです。事故の発生という観点だけで見れば完全に十字路を論破しています。
その始まりは19世紀のヨーロッパなので、英国との関係のあったインドはその影響を受け数が多いのかもしれません。(その他にもイギリス式の英語表記など、インドには英国の影響を受けたと考えられる様子を多く見ることが出来ます。)
かの有名な仏国シャルル・ド・ゴール広場もこのラウンドアバウト式を採用しています。
信号を用いた交差点に比べ、広いスペース(上のシャルル・ド・ゴールは別格の広さですが)を必要とすることが、日本で広がっていない理由の一つかもしれませんね。
ラウンドアバウト愛が溢れる記事になってしまいましたが、日本にもラウンドアバウト式の交差点はあるようなので、その様式美や機能美を味わってみてはいかがでしょうか?
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