インターン自己紹介&インドに1週間滞在して分かったあんなことこんなこと!

  • 自己紹介

初めまして!先週の月曜より「NRM International」にてインターン生として活動しております。

今回のインド滞在は2017年2月上旬までの約5ヶ月間の予定で、

 

グローバルという言葉も聞き飽きたこの現代で初めての海外滞在になります。

そんな海外経験乏しい&英語苦手な私がインド渡航を決めた理由に始まり、インドでの生活の実態や感想などの日常系の記事や、NRMという会社でどのような業務を行いどのような魅力的な社員が働いているのかなどの会社の情報まで、幅広く会社とインドに関する情報を発信していきたいと思っております!

 

今後このブログを含め、様々な場面で皆さまのお目にかかることがあるかと思います。まずはこのブログを通じて、少しでも読みやすく役に立つ記事を提供できるように取り組みます。そして将来的には少しでも多くの企業の方にインド進出を検討して頂いたり、学生の方にインドでのインターンを選択して頂いたりと、具体的な成果を出せるように成長していきたいと考えております!

 

 

今回はインドでのインターンを開始して1週間ということで、見るもの全てが新鮮なこの期間に起こったことや考えたことを日記形式でシェアしたいと思います!

  • インド初滞在での1週間まとめ

Day1

PM22時、インド到着。空港ではスーツケースの足が大きく凹んでいたり、チェックを受けたパスポートを入国審査官に投げ返されたりしたものの、概ね無事に移動を完了する。(インド入国にはビザが必要なのだが、これが相当に骨の折れる作業なのでどこかの機会で経験をシェアしたい)

LCC機内食は味も素材も日本とは全く異なっている(遠回りな言い方をしているがはっきり言っておいしくない)ので、旅行はともかく修行目的で海外に行かれる方は現地に着く前から心を折られないよう気を付けたい。

空港の外に出ると、日本とは比べ物にならない熱気と車の量に圧倒される。

空港からの移動中、バイパスの灯りの下で「ナイトピクニック」をしている人を目撃。後日明らかになるのだが、インド人はかなり夜に出歩いている。

フリーダムな雰囲気に早速インドを感じる。

 

アパートに到着。

「水には気をつけろ」という数少ない海外知識を活かすべく、顔を洗うときには口を固く結び、洗顔後は即座に口を拭く。

窓外では深夜にも関わらず多くの車が行き交う。嫌にクラクションの音が多い気がしたが、その理由は翌日明らかになることになる。

写真は翌朝撮影した部屋の様子と、そこから見える夕焼け。

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Day2

初出勤。オフィスはアパートのすぐ裏。インドの道路は舗装が不完全な部分が多く(というか舗装された場所でもボコボコだったり穴が開いていたりする。人々の活動に設備が追いついていない)、靴がすぐにホコリまみれになってしまう。負けずに靴は常に綺麗にしておくつもりだ。写真はそんな通勤路。オートリキシャ(写真の黄色と緑の乗り物、タクシーのようなもの)や車、犬、荷台付きの自転車、牛などで朝の道路は人でごった返している。何なら一日中ごった返している。

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適切に表現する語彙を持ち合わせていないので恐縮だが、空気が日本とは違っている。独特の匂いや雰囲気。これをいつか再びインドを訪れた時懐かしく思うのだろう。

オフィスで契約書にサインをした後、グルガオン(注:今回滞在する都市で、首都ニューデリーのお隣)の見学に出る。

車で出かけたのだが、そこら中でひっきりなしにクラクションを鳴らし合っている。それもそのはず、信号は殆ど無く車線も無視、お互いに割り込み合いながら走っている(押しのけ合っている)いるのだ。日本でこんな風にクラクションを鳴らせばまず間違いなく喧嘩に発展するはずだ。運転マナーは悪いがクラクションを鳴らし続けても怒らないインド人、クラクションを鳴らされると怒るが順番を守ってきっちり運転する日本人、どちらも違った意味で寛容で、違った意味で短気だ。

インドではショッピングモールやオフィスタワー、駅などの人が多く集まる施設では手荷物と身体の検査をするのが普通らしい。魑魅魍魎が跋扈する(一度言ってみたかった)インドで有象無象を公共施設に入れる訳にはいかないことは理解できる。空港によくある金属探知機は設置されているものの、ワンワン鳴っても特に警備員が気に留めないのがインド感を醸し出す。

スーパーでは万引き防止のため、カバン類の持ち込みが禁止されている。手荷物は入口横のクロークに預け、会計後は出口でレシートを見せる徹底ぶりだ。ありとあらゆる場所に警備員がいるため、警備員の数が日本より遥かに多い。10億を越す人口(推測で恐縮だが正確に人口を数え切れているとは言い難い)を支えるためには、仕事はいくらあっても困ることはないのだろう。

写真はニューデリー首都圏を走る鉄道。見た目も車内もきれい。自宅から最も近い駅はニューデリーへ向かう路線とは種類が違うため、多少余計な料金はかかるが、ニューデリーまで乗り換え含めて約1時間、43ルピー(約65円)で行くことができる。

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蛇足だがまだ噂の腹痛は来ない。

 

Day3/4

両日ともインターン研修としてグルガオンとニューデリーの物件見学に向かう。

この研修から本格的にオフィスに勤めるインド人や他国から来たインターン生とコミュニケーションをとり始める。

インターンシップの参加動機の一つが英語でのコミュニケーション能力の向上な程度なので、英語は得意ではない。特にインド人の英語は初めて触れる世界で、まず話すスピードが非常に早い。よくRの発音が独特だとか言われるが、そんな違いがどこにあるか分からないくらい話すのが早い。その上発音が普段聞いている英語とは異なるため、スピードと発音のダブルパンチでボコボコである。

そういった状況で分からない部分が多すぎると、人間の嫌な部分が顔を出す。それは「分かったふりをしてしまう」ことだ。英語でコミュニケーションをとった経験のある人は分かるかもしれない。本当は日本語で理解するよりはるかに理解できていないのだが、なんとなくの理解で聞き流してしまう。「なんであの時カッコつけてuh-hunとか言ったんだろう」と後で自己嫌悪に陥る原因にもなるため、Day3の反省として、Day4には改善した。分からないものは分からないので、分からない自分を受け入れて質問する。

同時に大事にしたことは、何度も質問しても不快に思われない信頼関係を築くことだ。移動中の社内では自ら積極的に話しかけ、コミュニケーションをとる意志があることを示す。普段からフランクなコミュニケーションをとる間柄であれば、仕事上で英語でのコミュニケーションに障害があっても、その障害を理解してもらえる。

私のような英語が不得手な人間にとって、分からないことを受け入れる気持ちと、普段の積極的なコミュニケーションが海外で生活する上で(というより広く人とコミュニケーションをとる上で)身にしみて理解できた2日間であった。

ちなみにインドといえば野生の牛が有名かもしれないが、案の定牛はそこら中にいた。そして怖いくらいデカい。ゴミを漁って食事を摂っているので栄養満点といったところか。ちなみに牛だけでなく、犬やら豚やらがそこら中にいる。写真は駅の階段でぐったりしている犬。外が暑すぎて耐え切れないのであろう。噛まれると狂犬病感染の可能性があり非常にまずいので避けて通る。

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そしてアパートの入口には例によって警備のゲートがあるのだが、この日くらいから顔パスを達成する。

再度蛇足だがまだ噂の腹痛は来ない。

 

Day5

食事の話をあまり書いてこなかったが、最近は朝食は食パンにヌッテラ(チョコレートペースト)を塗って食べ、昼食夕食ではだいたいサブウェイという簡素な食生活になっている。サブウェイは貴重な野菜の摂取源だ。もちろん自炊するつもりでインドに来たのだが、スーパーに入るとなぜが食欲が湧かなくなってくる。海外で生活した人の中にはこの気持ちが分かってくれる人がいるかもしれない。日本とは若干姿形の異なる野菜たちにもそのうち慣れるだろう。

写真は近所の中華料理屋で食べられるチャーハン。価格は日本円で約200円。米の見た目が日本人的には不慣れかもしれないが、味は抜群。

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この日も引き続き社内の組織やITツールなどに関する研修。研修を事前の準備を含めて丁寧に吸収し、研修外でもコミュニケーションを積極的にとることで信頼関係の第1歩を踏み出せたと思う。

日本での社会人経験はないが、この会社は部門毎の役割が明確で、ITやデザイン等専門的な知識を持った同僚がいる点が非常に心強い。彼らの協力を得ることでスムーズに仕事を進めることが出来、顧客の期待を越えるようなサービスが提供可能になるのだろう。

また、私自身も組織に貢献する人材になるために、自らの分野を確立し磨いて行かなければならない。今回の広報活動を通じて、市場(顧客)を知り適切なアプローチを実施するマーケティング分野の知識とその実施について学んでいきたい。

 

Day6

土曜のこの日は半日勤務。午後は家に掃除が入っていたため一緒に掃除をした。少し述べたようにインドは非常に埃っぽく、一日窓を開けようものなら家の中はたちまち砂埃だらけになってしまう。なので基本的に部屋の窓は閉めたままなのだが、それでもこまめに掃除しなければ(日本と違って家で靴を脱がないこともあり)すぐに埃っぽくなる。

1週間の勤務が終わった。気持ちとしては元気なのだが、海外にいることの緊張感もあり体は普段よりかなり疲れていると判断し、この日は部屋でゆっくりと過ごす。

Day7

インドで取り組んでみたいことの一つにゴルフがある。費用が安く済むためこちらで練習を積み、日本での社会人生活に活かす算段だ。

この日はゴルフシューズを探しに行ったのだが、何事も上手く行かないのがインド、どのスポーツ店でも取り扱いが無かったので、テニスシューズで我慢した。(芝の上で行うなら同じだろうという理屈)

 

これまで何度か述べたが、ここまでインド名物の腹痛に襲われていない。食べ物や水には気を付けていた成果かも知れないが、体調が良いのは非常に良いことだ。

 

と、思っていたら体調を崩した。

 

とはいっても多くの人が苦しむ腹痛ではなく、風邪の症状だ。

最初は喉の痛みだったのだが、微熱を感じるようになった。インドに来て1週間、一切無事に終わろうとはそうは問屋が卸さないらしい。

結局症状は良くならず、翌日は会社を休んで病院に行くことになる。

 

  • おわりに

以上がインドに訪問後、最初の1週間の簡単な記録です。最初の1週間は見るもの全てが新鮮で、ここに書ききれないくらい様々なことを見て感じました。

今回は多少長くなりましたが、次回からは1記事1トピックで発信していこうと思います!

未だこちらでの生活に完全に順応出来たとは言えません。

今は毎日を少しでも学びのあるものにするため、準備、復習、改善に取り組む毎日です。

人間は良くも悪くも「慣れ」てしまう生き物なので、このブログを通してでも常に自分の取り組みを振り返っていきたいと思います。

 

長くなりましたが、読んでくださった方有り難うございました。

これからも当ブログを宜しくお願いします!

 

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